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Governance, Risk Management & Compliance

ガバナンス

監査役会の実効性評価

概要

監査役会(監査等委員会/監査委員会)の実効性分析評価は、各監査役や委員が適切に役割を果たしているか、個人のパフォーマンスを評価する取り組みです。コーポレートガバナンス・コードでは要求されていませんが、監査役会が会社のガバナンス強化に十分寄与しているかを確認し、改善点を明らかにしていくことで、中長期的な企業価値の向上を達成することができます。ファースト・コンパスは、専門的な視点から監査役会の実効性を分析し、適切な改善策を提案することで、各社の内部統制とコンプライアンス体制を強化するお手伝いをします。

支援内容

1. 個別評価を中心とした監査役会の実効性分析

監査役会の実効性評価は、個々の監査役や委員の役割遂行状況や専門性、企業の内部統制に対する理解度などを評価することが重要です。弊社は、監査役それぞれの役割遂行の実態を調査し、個々のパフォーマンスが監査役会全体の実効性にどのように影響しているかを分析します。

  • 個別インタビューの実施: 各監査役へのヒアリングを行い、職務遂行の状況を探ります。
  • パフォーマンス評価: 各監査役のスキルセットや、会社全体に対する監視機能の実効性を評価し、監査業務の改善点を特定します。

2. 監査役会全体の運営評価と改善提案

個別評価に加え、監査役会の運営プロセス全体が有効に機能しているかを確認します。監査役会が独立性を保ちながら、会社の経営や取締役会への適切な助言・監督を行っているかを検証し、さらなる改善策を提案します。

  • 会議運営の評価: 監査役会の議論の質、取締役会との連携、重要な経営判断への関与度を評価し、組織としてのガバナンス強化を図ります。
  • 改善提案の実施: 実効性評価に基づき、監査役会全体としての役割をさらに強化するための改善策を提案します。これにより、企業全体のリスクマネジメント体制を向上させます。

3. 監査役会と他部門との連携強化

監査役会は独立した立場を保ちつつ、経営部門や取締役会との連携も重要です。弊社は、監査役会が他部門と適切に連携し、企業全体のコンプライアンスや内部統制を強化するための仕組み作りをサポートします。

  • 他部門とのコミュニケーション改善: 監査役会と内部監査部門、取締役会、経営陣との情報共有やフィードバックプロセスを強化します。
  • 役割分担の明確化: 各組織との連携を円滑に進めるための役割分担や責任範囲を明確にし、効率的な監査体制を構築します。

さいごに

監査役会の実効性評価は、企業のガバナンス強化に重要なプロセスです。ファースト・コンパスは、監査役や委員の個々のパフォーマンスに焦点を当てた専門的な評価を通じ、監査役会全体の効果的な運営をサポートします。企業の透明性と信頼性を高めるために、ぜひファースト・コンパスの実効性分析評価支援サービスをご活用ください。

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